GACCOH

  • ABOUT
  • ACCESS
  • CALENDAR
  • RENTAL
  • BLOG
  • やっぱり知りたい!シリーズ
  • nyx×GACCOH
  • 哲学カフェ
  • 科学教室
  • 小説読書会
  • 絵画教室
  • 水墨画ワークショップ
  • イベント

kyoyou_pragmatizmA3_150920

 
 

「やっぱり知りたい!プラグマティズム」全3回


プラグマティズムという名前は、哲学を少しでもかじれば突き当たります。最近、現代思想で『なぜいまプラグマティズムか』という特集号がでました。プラグマティズムの波が来ているようです。でも、プラグマティズムが実際どんなものか、よくわからないという人が多いのではないでしょうか。現代思想の特集号も専門的でピンとこないし、岩波文庫のパースやジェイムズ、デューイも読みにくいし、なんでこんな話をしているのかよくわからない。古典的プラグマティズムもよく知らないのに、ネオ・プラグマティズムというのが来ているらしい。興味はあるけれど、プラグマティズムにどうアプローチしてよいかわからないという人のために、入門的な講座を用意しました。

第1回「哲学史のなかのプラグマティズム」では、リチャード・ローティを手引きに、プラグマティズムが哲学史上にどのような位置を占めているかを見てみます。プラグマティズム入門、いや哲学入門に最適な講義になればと思います。

第2回「鶴見俊輔とプラグマティズム」では、2015年7月に亡くなった思想家・鶴見俊輔を取り扱います。「折衷主義」「翻訳者」「方法としてのアナキズム」という三つの観点から、彼の思想と人生を概観しようと考えています。

第3回「ジョン・デューイと原理主義とプラグマティズム」では、宗教原理主義に対するジョン・デューイ(1859-1952)の応答を見ていきます。私たちが目下直面としている原理主義と地続きの現象に、プラグマティストはどうリアクションしたのでしょうか。
各回はある程度独立しているので、前回の知識がなくとも参加できます。
(ナビゲーター:谷川 嘉浩)

 
 
第1回「哲学史のなかのプラグマティズム」・・・・・・2015年8月29日(土) 19:00-21:00 → 終了いたしました。 第一回で使用したレジュメ
第2回「鶴見俊輔とプラグマティズム」・・・・・・・・2015年9月19日(土) 19:00-21:00 → 終了いたしました。 第二回で使用したレジュメ
第3回「ジョン・デューイと原理主義とプラグマティズム」・・・2015年11月7日(土) 19:00-21:00 → 終了いたしました。

場所:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
参加費:各回1,000円

 
 
 
 

ナビゲーター:

Yoshihiro Tanigawa

谷川 嘉浩(たにがわ・よしひろ)

京都大学 人間・環境学研究科 前期博士課程
twitter
 
 
 
 

参考文献:

プラグマティズムの手頃な入門書・解説書は、魚津郁夫さんの『プラグマティズムの思想』(ちくま文庫)があります。プラグマティズム全体を丁寧に概観した類似本は残念ながら一切なく、今のところこれ以上ない労作ではないでしょうか。

第1回目の「哲学史のなかのプラグマティズム」の参考になるのは、ジョン・デューイ『哲学の改造』(岩波文庫)です。デューイが東京大学で行った連続講演を元にした彼の主著であり、哲学入門としても、デューイ入門としても最適の本です。

第2回目の「鶴見俊輔とプラグマティズム」の参考になるのは、鶴見俊輔・重松清『ぼくはこう生きている 君はどうか』(潮出版社)です。父と子ほどに歳の離れた小説家・重松清との連続対談です。手に入りやすい鶴見俊輔の本であり、しかも彼の思想がわかりやすく感じられる本です。おすすめです。

第3回目の「ジョン・デューイと原理主義とプラグマティズム」の参考になるのは、堀内一史『アメリカと宗教ーー保守化と政治化のゆくえ』(中公新書)です。キリスト教原理主義を含むアメリカの宗教史をコンパクトに知ることができます。
アメリカの宗教史を知ることは、プラグマティズムを知る上でも有用です。


twitter facebook instagram プライバシーポリシー


© GACCOH 2018